テレビCMで「携帯会社を乗り換えて、もっとお得に!SIMカードを替えるだけ!」なんて話を聞いたことがある方も多いのではないでしょうか。
いや、そもそも「SIMカード」って何?
SIMカードは「契約者を識別する番号や電話番号を記録したカード」、要するに「電話番号などを記録した携帯電話の魂みたいなもの」です。
楽天モバイルを利用するには「SIMカード」以外にも「eSIM(端末に組み込まれたSIM)」を使うことができます。
eSIMを活用すれば、スマホを色々便利に活用できてしまうんです。
楽天モバイルは「SIM」を選んで活用することで、「1台で2回線」など便利に利用することができます。
この記事では楽天モバイルの「SIM」について解説します。
SIMカードとは?
スマホの端末は、「SIMカード(物理SIM)」という「契約者を識別する番号や電話番号を記録したカード」を挿入して使用します。

この小さいカードに「090-xxxx-xxxx」みたいな情報が記録されているわけです。
店舗で携帯電話の機種変更手続きをする際には、
- 「古い携帯電話」から「SIMカード」を抜き取る
- 抜き取ったカードを「新しい携帯電話」へ入れる
というのが、基本的な部分になってきます。
eSIMとは?メリット・デメリットは?
eSIMとは「端末に組み込まれたSIM」のことで、SIMカードのように物理的に抜き差しできません。
物理的なカードを抜き差しする代わりに、Webやアプリなどから開通手続きを行います。
⭕️「発行手続き」が早い
通常携帯電話の契約をする場合、
- ショップで行うなら1~2時間
- 自宅で行うなら、SIMカードの到着まで数日〜数週間待つ必要あり
ということで、ちょっと時間がかかります。
一方でeSIMの場合、楽天モバイルなら申し込み完了から最短約5分でつながるという、驚異のスピード手続きです。
⭕️「iPhone1台で2回線」が可能に
eSIM対応のiPhoneでは、通常の「SIMカード」と「eSIM」を両方同時に使用可能になります。
つまり、SIMカードで「馴染みの携帯キャリア」、eSIMで「楽天モバイル」といったように、「1台で2つの電話番号」を利用できるようになります
2つの電話番号を使い分けることによって、「Rakuten UN-LIMIT VI」の「(ほとんどの)通話が無料」というメリットを最大限活かすことができます。
2つの電話番号の使い分け方法としては、
- 普段の電話の待受は「エリアの広い」「馴染みの携帯キャリア」
- 電話をかけるときは「通話無料の楽天モバイル」
という方法がおすすめです。
「スマホ2台持つ」ということをすれば「2回線利用」できるわけですが、eSIMを利用して「1台で2回線」とすることのメリットは
- 1台持つだけなので、荷物もスッキリ
- 1台分のバッテリー残量だけを気にしていれば良い
といったことが挙げられます。
❌ SIMカードとの併用では、バッテリーの消費が多い
eSIMとSIMカードで「2回線」契約すると、当然スマホでは2回線分の電波のやりとりをするので、バッテリーの持ちは悪くなります。
ただ、個人的には「大幅にバッテリーが減るか?」というと、そうでもない印象です
バッテリー容量がそれほど大きくないiPhone 12 miniやiPhone SE(第2世代)の場合は、モバイルバッテリーを併用するのがオススメです。
❌ eSIM・SIMカード併用可能端末が少ない
現状eSIMとSIMカードを併用して、楽天モバイルを使用できる主な端末は
- 「XS以降」のiPhoneシリーズ
- 「4以降」のGoogle Pixelシリーズ
となっています。現状のラインナップが限られる点は注意する必要があります。
ただ、順次eSIM対応端末がリリース予定であること、iPhone 13シリーズでは、「2つのeSIM」で同時に通信できるようにもなっており、今後eSIMはますます便利になっていく見込みです。
楽天モバイルでの「SIM交換」手続きをパターンごとに解説
楽天モバイルでは、機種変更などに際してSIM交換手続きは無料で行っています。
かくいう私は、ほとんどのパターンで、SIM交換をお願いしたことがあります。それぞれのパターンについて注意点を交えてご紹介します。
物理SIM → 物理SIM
物理SIM対応端末どうしで機種変更する場合、古い機種のSIMカードを新しい機種へ挿入すれば、機種変更は終了します。

一方で、「古い機種をSIMカードごと盗難・紛失」した場合は、my楽天モバイルにて「SIMカードを利用停止」手続きが加わります。
eSIM → 物理SIM
Rakuten miniなどの「eSIMのみ対応」端末から、iPhoneなどへ機種変更したい場合は、eSIM→物理SIMへの変更手続きを行います。
この場合は
- 「my楽天モバイル」から「SIM交換」手続き
- 「SIMカード」が数日後に到着
- SIMカード到着後に「my楽天モバイル」にてSIMの切り替え手続き
- eSIMは無効化され、SIMカードが使えるようになります
という流れになります。
物理SIM → eSIM
SIMカードの端末から、「iPhoneの副回線に利用したい」というのがこのパターンです。
こちらは以下のような流れです。
- 「my楽天モバイル」から「SIM交換」手続き
- SIMカードが無効化され、eSIMが使えるようになります
- 不要になったSIMカードは「楽天モバイル回収係」へ郵送します
SIMカードの送り先である「楽天モバイル回収係」は、解約時と同じ送り先です。
SIM交換手続き自体は無料ですが、SIMカードの送料は利用者負担なので注意してください。
eSIM → eSIM
新しい方のiPhone同士の変更などが、このパターン。一番手続きとしてはカンタンです。
- 「my楽天モバイル」から「SIM交換」手続き
- 前の機種のeSIMが無効化され、新しい機種でeSIMが使えるようになります
むやみに手続きを行うのは考えものですが、利用する端末に合わせてSIMを簡単に切り替えられるのは、楽天モバイルのメリットといえます。
SIMを使いこなして楽天モバイルをより便利に活用しよう
以上のように楽天モバイルでは、使用したい端末に合わせてSIMを比較的簡単に切り替えられます。
「心待ちにしていた最新機種」でバリバリスマホを楽しむのも、「機種変更後に余ったスマホ」を楽天モバイルで有効活用するのも、ユーザーによって選べるのが嬉しいところです。
楽天モバイルの最大のメリットといえば、「Rakuten Link」アプリを使った無料の国内通話。
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